レビュー
私もダンスをしてるので観てみました。
社交ダンスに偏見を持っている人たちが
社交ダンスに魅了され、どんどん嵌っていく・・・
というところは共感できたし面白かったです^^
だけど、ここに共感できたのは
私が社交ダンスをやっているからで、
同じような経験をしたからこそ面白く感じるんだと思います。
社交ダンスに興味がない人は、
別に何も感じるところはないんじゃないかなぁ・・・(笑)
全体的なストーリーは・・・
うーん。
普通かなw
ダンサーのプンシク(イ・ソンジェ)が、警察署長夫人から大金を巻き上げた・・・という事件が発生。
しかし被害者の夫人は騙し取られたわけではないと言う。
それならプンシク本人に自白させようと、
ヨンファ(パク・ソルミ)がプンシクに接近し、潜入捜査を開始する。
ヨンファに、なぜダンサーになったのか身の上話をするプンシク。
ここから回想シーン。
アジュンマたちにダンスを教えながらジゴロをやってるマンス。
社交ダンスなんて水商売のようなもの。
嫌悪感を持っていたプンシクだけど
マンスに手伝ってくれと言われ、しぶしぶマンスにステップを教わります。
最初の一歩を踏み出した途端、電流が走ったような衝撃を受けるプンシク。(笑)
まさにこれは運命!と、社交ダンスのとりこになるプンシク。
そこから、ダンスの師匠を探し求め、ダンス修行の旅にでます。
妻も子供も放ったらかして。(笑)
5年間も。
やることが極端すぎるなぁ・・・^^;
プンシクってすごく誠実そうでまじめそうなキャラなのに
やることハチャメチャw
ダンスをマスターして戻ってきたプンシク。
妻には愛想を尽かされ、家庭は崩壊。
でもプンシクはそんなことよりダンスに夢中www
心からダンスを愛するプンシクは、ダンスを踊るためにパートナーを探す。
プンシクと踊った女性はみんなプンシクに夢中になり
頼んでもいないのに金を貢いでいく。
プンシクは、全くそんな気はないのに
女性たちが勝手に熱をあげ、プンシクに金を貢ぐのがおかしかったw
そしてヨンファも彼の話を聞くうちに社交ダンスとプンシクの虜になっていく。。。
なんなんだろ?
この映画、コメディだよね?
ちがうの?
ふふw
って笑えるんだけど、みんな至って真顔だし、
場面も全体的に暗く、地味な展開なんだけど。。。
まあ、面白くなくもないけど、
私が興味を持ったのは社交ダンスを段々マスターしていく様子だったし
ダンスをやってる身としては
決してプンシクのダンスはそれほどのもんじゃないしw
大体、社交ダンスをやる男はジゴロだったり
女もそういう潤いを求めてる・・・
みたいなことが大前提で描かれてることに違和感を感じた。
プンシクは違うし、そうじゃないんだよー!ってことが言いたいのかもしれないけど
やっぱり客観的に見ると社交ダンスってそういうイメージなのかなぁ・・・と。
社交ダンスの水商売チックなイメージを払拭するには不十分な映画でした。
本当は違うのにな~。
社交ダンスってれっきとした体育会系のスポーツなのに。
そんな風に感じた映画でしたw